『摂津市淀川わいわいガヤガヤ祭』のコンセプト

『みんなが育むつながりのまち、摂津』は摂津市がめざす将来像であり、市民と行政、事業者が協働して “まちづくり“ を進めようとしています。
第4次摂津市総合計画の中では、『水と緑に親しめるまちづくり』 を行い、又誰もが安心して生き生きと暮らすことのできる、そして “地域で子どもを育むまちづくり“を目指しています。

また、摂津市文化振興計画では、めざす都市像は 『水の文化をつなぐまち摂津』 をモット-に “命を育む水の文化をまちづくり

に活かすこと“ をイメ-ジしています。

(1) 地域のつながり、地域の絆を強くすることは、期せずして起こった 『東日本大震災の教訓』 =災害時の連携と若い力による支援であったと考えます。言い換えれば、隣近所の連携、助け合い、地域の絆を強くすることが求められているといえるのではないでしょうか。

(2) 淀川は洪水、治水の歴史であり、昨今は利水、環境そして流域住民の意見を反映した河川整備を国土交通省は行おうとしています。

(3) 摂津市では、平成22年9月に 『摂津市生涯学習サミット』 を行い、 『淀川の自然と河川敷の活用について』 グル-プワ-クを行い、5つの具体的な提案がありました。その提案のひとつが “淀川わいわいガヤガヤ祭“ を開催してはという内容でした。

(4) 摂津市まちづくり研究室 (摂津市生涯大学、大学院の卒業生) はこの提案を受けて、具体的行動を起こしました。

それは淀川の自然を活かし淀川に親しむイベントを行うことにより、これが淀川を憩いの場として地域に根ざした活動となり、ここに住んで良かったと言えるまちづくりのきっかけ、場づくりになればという思いの企画です。

(5) 摂津市は水と交通のまちであります。市民が今住んでいるまちをより知るためにも、イベント会場として淀川河川敷は会場として最適と判断し、会場として選定致しました。

イベントとしては次年度以降も継続することを前提としており、イベントの内容もこのコンセプトに沿って提案、実行してまいります。


まちの魅力づくり支援事業補助事業

大阪府民の財産である淀川は、洪水、治水の歴史から、流域の繁栄を支えるとともに、周辺住民の憩いの場となっています。

淀川とともに発展してきた摂津市の伝統文化や歴史、淀川の豊かな自然を紹介し、あるいはものづくりやスポーツ、フリーマーケットを通して淀川に集う人々の交流を図り、淀川や摂津市(特に淀川右岸地区)の魅力を発信していくため、市民の手により淀川わいわいガヤガヤ祭が企画・立案されました。

第1回目の平成24年度は大阪ミュージアム基金を活用したまちの魅力づくり支援事業補助金を受け、のぼりやいかだづくり用タイヤチューブなどを整備し、25年度以降も継続的に開催できるよう環境整備を図っております。